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村杉温泉の魅力

国宝級の源泉 村杉温泉の効能

村杉温泉の効能についてご紹介いたします。

国宝級の源泉

村杉温泉共同浴場周辺には、3つの源泉が集まっています。

中でも、2001年に発見された3号井は、国内最大級の204.7マッヘ、ラジウム泉にしては驚異的な毎分483リットルの湧出量を誇ります。通常の温泉の平均湧出量が源泉1本で毎分約100リットルのところ、放射能泉の場合は毎分20~50リットルで、 ある有名温泉研究者が、「国宝級!」と感嘆したのもうなづける話です。

複合型放射能泉。それが「村杉温泉の秘密」

新潟大学名誉教授・島津光夫博士によると、花崗岩の岩盤に断層などの割れ目が多かったり、風化が進んで岩石がもろくなると、そこを通過する地下水と岩石が接触する面積が増して、放射性元素を溶かし込む率が高くなるといいます。

村杉付近には新発田―小出構造線という断層帯が走っていて、東西にふたつある断層のうち、東側の断層に湯脈のもとがあります。堆積岩に起源があり、断層が走る村杉では、こうしたわけで「ラジウム泉」が生まれました。この湯脈の他、村を流れる伏流水からもラドンが検出されています。

村の中心部の砂礫層は、3万~1.8万年前に発生した村杉土石流の堆積物。この砂礫層の中を流れる伏流水に、湯脈からラドンを含む水が混じったため、放射能が高く、旅館の井戸水から20マッヘを超すラドンが検出されている例もあります。温泉に入るだけでなく、井戸から汲んだ伏流水を飲んだり、庭を散歩するだけで伏流水から立ち上るラドンを吸い込むことができるわけです。

湯脈と伏流水が組み合わさった複合型放射能泉。これが「村杉の秘密」なのです。この特殊性から、奇跡とも称されるラドン含有量と、効能が生まれました。

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村杉温泉の効能

源泉名 村杉温泉 薬師乃湯3号井
泉質名 単純放射能温泉( ラジウム温泉 弱アルカリ性 低張性 低温泉 )
湧出地におけるラドンの測定 ラドン(Rn)744.2×10マイナス10乗キューリー/㎏ 204.7マッヘ/㎏
泉温 26℃
浴槽湯温 41℃前後
湧出量 / 外観 毎分480リットル / 無臭・無味
PH値 8.0(弱アルカリ性)
浴用の適応症

一般的適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、健康増進

泉質別適応症 痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆嚢炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病

※「泉質別適応症」はラジウム温泉特有の適応症

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